照射食品反対連絡会 |
代表世話人 | 和田 正江(主婦連合会) |
同 | 纐纈 美千世(日本消費者連盟) |
同 | 里見 宏 (食品照射ネットワーク) |
同 | 久保田 裕子(日本有機農業研究会) |
学園祭における照射食品推進のブース出店についての再質問とお願い
学務部学生支援課より早速のご回答ありがとうございました。回答によれば「実行委員会としては、ジャガイモを無料配布するイベントや企画は行っておらず、今年度も行う予定はない。」とあり、実行委員会はジャガイモを無料配布するイベントや企画はしていないこと承知いたしました。
問題は下記に添付した資料のように外部の団体が工大祭にブース出店したと報告していることです。
「量子放射線利用普及連絡協議会」の第20回会合で、「ウイメンズ・エナジー・ネットワーク(WEN)」という団体が東京工業大学でブース出店をしたと報告しております。(第21回会合はまだ公表されていません)
私たちは大学祭という場に照射食品を推進する団体がブース出店するためにはどのような手続きで誰の許可で出店できたのか、また、どの範囲で活動できるかということが知りたく文書を送らせていただきました。ぜひ、このブース出店があったのか事実を確認いただき、お知らせいただきたいのです。
照射食品については問題点も明確になりつつあり、消費者が危惧している問題のひとつでもあります。
貴校のような社会的な影響力のある大学の場を使って照射食品や照射ジャガイモの啓発や推進は市民に大きな影響があります。特に情報のない消費者は食品への照射に問題がなく良きものとしてとらえてしまいます。
ぜひ、今後とも照射食品について情報を収集され事実をもとにご判断いただけるようにお願いいたします。
なお、国立医薬品食品衛生研究所が3年かけたアメリカ軍が誘導放射能のため兵士に照射食品を禁じた実験データをまとめた報告書をご参考までに同封させていただきます。
「X線並びにγ線を照射した食品に生じる誘導放射能」)
[連絡先]
照射食品反対連絡会
106−0032 東京都港区六本木6−8−15 第2五月ビル2F
照射食品反対連絡会事務局
Tel. 03-3402-8841 FAX 03-3402-5590
メール sshrk09@gmail.com
資料
「量子放射線利用普及連絡協議会」第20 回会合・議事メモ
1.日 時:2014 年12 月18 日(木) 14:00〜17:30
2.場 所:虎ノ門琴平タワー3 階 会議室
3.出席者(敬称略):
メンバー :勝村座長(東京大学)、三枝(放医研)、大嶋(ONSA)、桑原(原子力文化)、高倉(東北エネ懇)、田中(放射線教育フォーラム)、中村(JAPI)、野村(北陸原懇)、早川(中部原懇)、廣庭(コーガアイソトープ)、二ツ川(RI 協会)、武藤(都産技研)、山田(茨原協)、綿貫(電工会)、上野山(医用財団)、小西(鹿児島大学)、大場(東京工大)、市川(消費者コンサル)オブザーバー :浅田(WEN)、倉(内閣府)原産協会 :佐藤、杉山、津留、坂上
抜粋
・浅田(ウイメンズ・エナジー・ネットワーク(WEN)):当初よりオブザーバーとして参加している。WEN は21 年前に発足した任意団体で現在110 名の会員がいる。昨年から若いメンバーも加わった。活動としては冊子の出版、小中校生や一般の方々と接する機会としてオープンスクール、大学祭へのブース出店を行っている。(北海道大学、東京都市大学、東京工業大学等で開催している。近畿大学・原子力展への参加は2012 年が最終となった。)また、広報ツールとして放射能計算プログラムを開発した。オープンスクール等では年間750〜1,000 名の方々と交流している。
「量子放射線利用普及連絡協議会」第20 回会合・議事メモ
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