千葉にも照射ジャガイモ販売停止の要請

lin_067.gif (542 バイト)



照射食品反対連合会
代表世話人 和田 正江様

貴下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
さて、この度貴方から当社に頂きました「放射線照射ジャガイモ販売中止のお願いと質問」につきまして下記の通り回答させて頂きます。

1.照射じゃがいも(芽どめじゃが)の販売をすぐに中止して頂けますか。
回答:今後の仕入れを中止する事と致しました。

2.末広店以外の店舗でも照射ジャガイモを販売していますか。販売している場合どの店舗ですが。
回答:お野菜を扱う各店舗(37箇店)で販売、または販売していた可能性があります。

3.今後も照射ジャガイモを販売する予定ですか。販売を予定している場合は、その理由をお聞かせください。
回答:1.の通り販売を中止いたします。

4.照射食品について貴社の見解をお聞かせ下さい。
国の安全基準を満たした食品であると判断し販売しておりますが、これを機会に、ご同封頂いた資料などを参考にさせて頂き、他の品目についても照射に至った理由の背景について調査し、取り扱いの是非を判断して参ります。

以上ご連絡申し上げます。
この度は貴重なお声と情報を頂きありがとうございました。

----------------------------------------------------
〒279-0001浦安市当代島1-2-25 株式会社 ワイズマート
経営企画室 ●● ●●
----------------------------------------------------

lin_067.gif (542 バイト)

2016年5月13日


株式会社ワイズマート
代表取締役社長 吉野秀行様

照射食品反対連絡会
代表世話人和田 正江(主婦連合会)
纐纈 美千世(日本消費者連盟)
里見 宏 (食品照射ネットワーク)
久保田 裕子(日本有機農業研究会)


放射線照射ジャガイモ販売中止のお願いと質問


  私たち「照射食品反対連絡会」は、放射線を照射した食品を売らないでほしいと活動している市民団体です(生協など53団体と個人)。

 このたび「ワイズディスカ末広店(千葉県市川市)」で照射ジャガイモ(芽どめじゃが)が売られているという情報が消費者から寄せられました。照射ジャガイモは1974年、北海道士幌町農協が発売を始めましたが、その後いろいろな問題(和光堂の照射ベビーフード事件など)が起き、消費者から受け入れを拒否されてきた経緯があります。

 食品への放射線照射は多くの危険性が指摘されています。国は安全性について「問題ない」と言いますが、根拠にしているデータは40年前のもので、その後の研究によって照射食品の問題は明らかになっています。例えば、照射により食品中に2−テトラシクロブタノンという化学物質ができます。この物質には発がん性が確認されています。また、照射食品を研究開発したアメリカ軍が所有していたデータを、最近になって厚生労働省の研究機関が3年間かけて調査し、「照射した食品から、2〜3倍の放射線が出るようになる」という新事実を2007年に報告しました。

 このように照射食品には食べものの安全性という面でも多くの問題があります。当会が配布しているリーフレットを同封させていただきました。
 貴社には照射ジャガイモの販売中止をお願いするとともに、以下質問いたします。お忙しいところ恐れ入りますが、5月27日までに文書にて回答いただけますようお願い申し上げます。


1.照射ジャガイモ(芽どめじゃが)の販売をすぐに停止していただけますか。
2.末広店以外の店舗でも照射ジャガイモを販売していますか。販売している場合は、どの店舗ですか。
3.今後も照射ジャガイモを販売する予定ですか。販売を予定している場合は、その理由をお聞かせください。
4.照射食品について貴社の見解をお聞かせください。

                                                         以上

[連絡先]
照射食品反対連絡会
106−0032 東京都港区六本木6−8−15 第2五月ビル2F
照射食品反対連絡会事務局
Tel. 03-3402-8841 FAX 03-3402-5590
メール sshrk09@gmail.com

b39_001.gif (494 バイト)