問題のインフルエンザ生ワクチン米国で解禁か

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アメリカでは初の吸引式インフルエンザ・ワクチン(生ワクチン)のフルミスト(FluMist 製造者:MedImmune)を米国食品医薬品局(FDA)に認可申請していたが、FDA諮問委員会はこのほど、5歳から49歳の人に対してのみ使用を認めるという形で認可するという結論を出した。しかし、5歳以下の乳幼児および50歳以上の者については、予防効果について十分な根拠が得られなかったため対象としていない。フルミストについては、すでに2001年7月に一度、FDAパネルが認可申請を否決していた。フルミストは小型注入器を使って鼻腔に注入するかたちで投与(小児には年2回、成人には年1回)する薬で、鼻腔内でインフルエンザウイルスが軽度の感染を起こすタイプ。軽度のインフルエンザに感染するため水鼻、筋肉痛、発熱などの副作用が報告されている。(MedImmune Inc. 12/17/2002)

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