肝炎ワクチンの有機水銀(防腐剤)
B型肝炎の予防接種ワクチンには保存剤として水銀を主成分とするチメロサールが含まれているが、予防接種を受けた乳幼児の体内の水銀濃度が有意に上昇していることを示す研究報告がある。早期産児15人と満期産児 5人を対象にした研究で、早期産児と満期産児ともに、予防接種前と後の体内水銀濃度を比較すると予防接種後の方が有意に高く、さらに早期産児の予防接種後の体内水銀濃度は満期産児に比べて有意に高かった、と報告している。(Pediatrics, 2000/5)