フェロシアン塩データ見ずに許可

塩の違法添加物（フェロシアン塩３種類）が輸入品に使われすぎていて、回収させると業者の被害が甚大ということで、あっというまに食品添加物に許可されました。
私は安全を証明できるデータを厚労省は持っていないという談話を朝日新聞に出しました（参照して下さい）。薬事･食品審議会は慢性毒性、発癌性、変異原性、催奇形性の試験の原著論文がないまま審議をおこないました。そして、審議会報告書に「原著論文を入手し、詳細な内容の確認を行うとともに、催奇形性試験については今後必要に応じて経口投与による試験の実施も検討すること」他人事のような報告書を出したのです。
安全性の原著論文も見ないで許可など前代未聞です。ＥＵやアメリカが使っているというのが唯一の理由です。これなら、厚労省はいりません。ＥＵやアメリカの基準をそのまま使えばいいのです。消費者にまったく益のない添加物です。
似た状況にあるので許可するという違法添加物のリストを厚労省が発表しています。
ぜひ反対の声をあげてください。


                 暫定的調査により想定される添加物候補